
京都の絶景スポットといえば、清水寺や嵐山、天橋立などが有名です。
しかし京都府内には、まだ全国的にはあまり知られていない、静かに景色を楽しめる穴場スポットも数多くあります。
日本海を見渡せる展望所、山の斜面に広がる茶畑、森の中を流れ落ちる滝など、京都市中心部とはまったく異なる風景に出会えるのも魅力です。
この記事では、京都市内から京都府北部まで、比較的観光客が少ない穴場の絶景スポットを7か所紹介します。
※掲載情報は2026年7月14日時点で確認した内容です。道路状況や駐車場、立ち入り条件などは変更される場合があります。
京都の穴場絶景スポット一覧
| スポット | エリア | 主な見どころ | おすすめ度 |
|---|---|---|---|
| 大成古墳群 | 京丹後市 | 日本海・立岩・古墳 | ★★★★★ |
| 丹後松島展望所 | 京丹後市 | 島々が連なる海岸線 | ★★★★★ |
| 大岩山展望所 | 京都市伏見区 | 京都盆地の眺望 | ★★★★☆ |
| 屏風岩展望所 | 京丹後市 | 海に立つ奇岩 | ★★★★★ |
| 琴滝 | 京丹波町 | 高さ約43mの滝 | ★★★★☆ |
| 石寺の茶畑 | 和束町 | 山の斜面に広がる茶畑 | ★★★★☆ |
| 金引の滝 | 宮津市 | 幅広い岩肌を流れる滝 | ★★★☆☆ |
1.大成古墳群|日本海と立岩を見下ろす絶景スポット

京都で穴場感のある絶景を楽しみたい人に、まずおすすめしたいのが京丹後市の「大成古墳群」です。
日本海を見下ろす高台に古墳群が残されており、周辺からは丹後を代表する巨大な一枚岩「立岩」と海岸線を眺められます。
青い日本海と緑の丘、歴史ある古墳が同じ景色の中に収まる、京都府内でも珍しい場所です。
古墳の石室が残されているため、絶景だけでなく歴史散策も楽しめます。
大成古墳群のおすすめポイント
- 日本海と立岩を一望できる
- 古墳と自然景観を同時に楽しめる
- 有名観光地に比べて比較的人が少ない
- 写真撮影や静かな散策に向いている
基本情報
所在地:京都府京丹後市丹後町竹野周辺
おすすめ時間:午前中から夕方
アクセス:車がおすすめ
穴場度:★★★★★
足元が不安定な場所もあるため、歩きやすい靴で訪れるのがおすすめです。
参考:京丹後市観光公社「大成古墳群」
2.丹後松島展望所|島々が連なる日本海の絶景

「丹後松島」は、京丹後市の海岸線に小さな島や岩礁が連なる景勝地です。
その景観が宮城県の松島に似ていることから、丹後松島と呼ばれています。
国道178号沿いの展望所からは、日本海に浮かぶ島々と入り組んだ海岸線を見渡せます。
特に朝日や夕日の時間帯には、海と島々が美しく染まり、幻想的な風景を楽しめます。
天橋立や伊根までは訪れても、丹後半島の北部まで足を延ばす観光客は比較的少ないため、京都の海の絶景を静かに楽しみたい人におすすめです。
丹後松島展望所のおすすめポイント
- 京都とは思えない雄大な海岸風景
- 朝日や夕日の撮影スポットとして人気
- ドライブ途中に立ち寄りやすい
- 島々が重なる独特の風景を楽しめる
基本情報
所在地:京都府京丹後市丹後町此代周辺
おすすめ時間:日の出前後、夕方
アクセス:車
穴場度:★★★★★
展望所は道路沿いにあるため、車の駐停車や道路横断には十分注意してください。
参考:京丹後市観光公社「丹後松島展望所」
3.大岩山展望所|京都市内で楽しめる穴場の眺望

京都市内で穴場の絶景スポットを探している人には、伏見区の「大岩山展望所」がおすすめです。
大岩山は伏見稲荷大社の南側に位置する低山で、展望所からは京都盆地や伏見桃山城周辺を見渡せます。
空気が澄んだ日には、大阪方面の建物まで見えることがあります。
途中には、画家の堂本印象がデザインした鳥居で知られる大岩神社もあり、独特な雰囲気の中で散策を楽しめます。
伏見稲荷大社ほど観光客が多くなく、京都市内にありながら静かな時間を過ごしやすい場所です。
大岩山展望所のおすすめポイント
- 京都市中心部から比較的行きやすい
- 京都盆地を広く見渡せる
- 軽いハイキングを楽しめる
- 大岩神社の個性的な鳥居も見どころ
基本情報
所在地:京都市伏見区深草周辺
おすすめ時間:午前中、夕方
アクセス:徒歩・ハイキング
穴場度:★★★★☆
山道や舗装されていない場所があるため、スニーカーやトレッキングシューズで訪れましょう。
参考:京都市伏見区公式散策マップ
4.屏風岩展望所|海に立つ巨大な奇岩

京丹後市丹後町にある「屏風岩」は、海から垂直に立ち上がる高さ約13メートルの奇岩です。
細長い岩の形が、海の中に屏風を立てたように見えることから、その名が付けられました。
国道178号沿いの展望所から、屏風岩と日本海を正面に眺められます。
周辺には立岩や丹後松島などの有名な景勝地もありますが、屏風岩だけを目的に訪れる人は多くなく、静かに写真を撮りやすい場所です。
屏風岩展望所のおすすめポイント
- 海に立つ珍しい形の岩を見られる
- 日本海の荒々しい自然を感じられる
- 夕方の景色が美しい
- 丹後半島ドライブと組み合わせやすい
基本情報
所在地:京都府京丹後市丹後町筆石周辺
おすすめ時間:午後から夕方
アクセス:車
穴場度:★★★★★
海岸近くは天候によって風が強くなるため、帽子や持ち物が飛ばされないよう注意してください。
参考:京丹後市観光公社「屏風岩」
5.琴滝|一枚岩を流れる静かな滝

京丹波町にある「琴滝」は、高さ約43メートルの一枚岩を細い水が流れ落ちる滝です。
水の流れが琴の弦のように見えることから、琴滝と名付けられたとされています。
岩壁と深い緑に囲まれており、京都市内の寺社とは違う、静かで涼しげな風景を楽しめます。
新緑や梅雨、紅葉の時期には、周囲の自然と滝が美しく調和します。
ただし、雨が少ない時期は水量が少なくなることがあります。まとまった雨が降った後に訪れると、迫力のある滝を見られる可能性が高くなります。
琴滝のおすすめポイント
- 高さ約43メートルの細く美しい滝
- 森の中で静かに過ごせる
- 新緑や紅葉との組み合わせが美しい
- 京都市中心部とは違う自然景観を楽しめる
基本情報
所在地:京都府船井郡京丹波町市森
料金:無料
おすすめ時期:新緑、梅雨、紅葉期
アクセス:琴滝道バス停から徒歩約32分
穴場度:★★★★☆
雨の後は足元が滑りやすくなるため、十分注意してください。
参考:森の京都DMO「琴滝」
6.石寺の茶畑|山の斜面に広がる緑の絶景

和束町の「石寺の茶畑」は、山の斜面に茶畑が幾重にも広がる絶景スポットです。
緑の曲線が山肌を覆う景色は、一般的な京都観光のイメージとは大きく異なります。
春から初夏にかけては新芽の鮮やかな緑が美しく、秋にはやわらかな光の中で落ち着いた茶畑風景を楽しめます。
石寺の茶畑は京都府指定景観資産第1号で、日本遺産の構成文化財にもなっています。
和束町では有名な場所ですが、京都市中心部を巡る観光客にはまだ十分に知られていないスポットです。
石寺の茶畑のおすすめポイント
- 山全体を覆う美しい茶畑
- 京都らしくない開放的な風景
- 春から初夏の緑が特に美しい
- 写真撮影やドライブにおすすめ
基本情報
所在地:京都府相楽郡和束町石寺周辺
おすすめ時期:4月下旬から初夏、秋
アクセス:JR加茂駅から車で約15分
公共交通:和束高橋バス停から徒歩約10~15分
駐車場:約25台
穴場度:★★★★☆
茶畑は観光施設ではなく、農家が管理する仕事場です。畑の中には入らず、道路や指定された見学場所から眺めましょう。
参考:お茶の京都DMO「石寺の茶畑」
7.金引の滝|天橋立と一緒に訪れたい名瀑

宮津市にある「金引の滝」は、高さ約40メートル、幅約20メートルの岩肌を水が流れ落ちる滝です。
日本の滝100選にも選ばれており、右側の流れを男滝、左側の流れを女滝と呼びます。
天橋立から近い場所にありますが、天橋立だけを観光して帰る人も多く、旅行ルートによっては意外と見落とされやすいスポットです。
滝の周囲は木々に囲まれており、夏でも涼しさを感じられます。
ただし、夏休みや気温の高い休日には訪れる人が増えるため、静かに楽しみたい場合は平日の午前中がおすすめです。
金引の滝のおすすめポイント
- 幅広い岩肌を流れる美しい滝
- 天橋立から立ち寄りやすい
- 夏の涼しい観光スポット
- 年間を通して比較的水量が安定している
基本情報
所在地:京都府宮津市滝馬
アクセス:宮津天橋立ICから車で約5分
駐車場:約20台
維持協力金:100円
おすすめ時期:新緑から夏、雨の後
穴場度:★★★☆☆
駐車台数が限られるため、混雑する季節は時間に余裕を持って訪れましょう。
参考:天橋立観光協会「金引の滝」
目的別に選ぶ京都の穴場絶景スポット
京都市内から行きやすい場所
大岩山展望所がおすすめです。
京都市内にありながら、京都盆地を見渡せる静かな展望スポットです。
海の絶景を見たい人
大成古墳群、丹後松島展望所、屏風岩展望所がおすすめです。
特に丹後半島では、日本海と奇岩、入り組んだ海岸線を同時に楽しめます。
静かな滝を見たい人
琴滝がおすすめです。
観光地化された雰囲気が比較的少なく、森の中で落ち着いて過ごせます。
京都らしくない景色を見たい人
石寺の茶畑がおすすめです。
山の斜面に広がる茶畑は、寺社や町家とは異なる、もう一つの京都の風景です。
天橋立旅行と組み合わせたい人
金引の滝がおすすめです。
天橋立から近く、半日程度の観光ルートにも組み込みやすい場所です。
車で巡るなら丹後半島の絶景コースがおすすめ
車で京都府北部を巡る場合は、次の3か所を組み合わせると効率よく楽しめます。
- 大成古墳群
- 屏風岩展望所
- 丹後松島展望所
大成古墳群では立岩と古墳、屏風岩展望所では海に立つ奇岩、丹後松島展望所では島々が連なる海岸線を眺められます。
同じ日本海の景色でも、それぞれ見どころが異なるため、丹後半島の絶景ドライブコースとしておすすめです。
ただし、海岸沿いの道路はカーブが多く、季節や天候によって通行状況が変わる場合があります。出発前に道路情報を確認してください。
京都の穴場絶景スポットを訪れる際の注意点
穴場スポットは、有名観光地と比べて設備や案内表示が少ない場合があります。
訪れる際は、次の点に注意しましょう。
- 歩きやすい靴を用意する
- 雨の後は足元に注意する
- 私有地や農地に入らない
- 路上駐車をしない
- ごみは持ち帰る
- 日没時間を確認する
- 海岸や山道では天候の変化に注意する
特に丹後半島や京丹波町は、公共交通だけで訪れるのが難しい場所があります。事前にアクセス方法を確認しておくことが大切です。
まとめ|京都には静かに楽しめる絶景がまだ残っている
京都には、有名な寺社や観光地だけでなく、日本海、滝、茶畑、山の展望所など、多彩な絶景スポットがあります。
今回紹介した中でも、特に穴場感が強いのは、京丹後市の大成古墳群、丹後松島展望所、屏風岩展望所です。
京都市内から気軽に訪れたい人には大岩山展望所、自然の中で静かに過ごしたい人には琴滝や石寺の茶畑が向いています。
人混みを避けながら、いつもとは違う京都の風景を探してみてはいかがでしょうか。
参考情報
- 京丹後市観光公社
- 京都市伏見区公式散策マップ
- 森の京都DMO
- お茶の京都DMO
- 天橋立観光協会
情報確認日:2026年7月14日

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